にんにく注射とは

疲労回復のために打つビタミン注射をにんにく注射と呼んでいます。
かつてJリーグのベルマーレ平塚のチームドクターであった平石医師が「なんとか選手の疲労を取ってあげたい」と考案した注射です。

なぜにんにく注射っていうの?

ビタミン注射なのになぜにんにく注射と呼ばれているのでしょうか?
ビタミンの中でも疲労回復に効果のあるビタミンB1は、単独で摂取すると体に吸収されにくい特徴があります。しかし、ビタミンB1とニンニクの相性はよく、一緒に摂取すると吸収率が高まります。
そのため、武田薬品工業ではこの二つの成分を掛け合わせて作ったアリチアミンを製造しました。しかしこの薬は、日本の脚気患者さんを治療するのに役立ったのですが、吐く息からでてくるニンニクの臭いが強すぎました。

そこでコーヒーの成分を利用すると臭いが減ることがわかり現在フルスチルチアミンが合成されました。(武田薬品工業のホームページより)
 
それでもまだかなり吐く息からのニンニク臭は残っています。
ニンニク臭は最初の15分くらいは周囲にもわかりますが、その後はよほど敏感な人にしかわからなくなります。
自分で臭いを感じるのは7~8時間くらいでしょうか。私はだいたい8時間後くらいまで臭いを感じます。
 

どうやって効いているの?

成分の一つにビタミンB1があります。
ビタミンB1は糖質をエネルギーに変える酵素です。
エネルギーが不足すると疲労が蓄積します。そこでビタミンB1を補充するとエネルギーが産生されて疲労が回復します。

副作用

当院で使用しているビタメジンはビタミンB1を含む総合ビタミン製剤です。
10回に1回くらいの割合で血管痛が起きることがあります。血管に注入を開始すると即座に始まりますが、5分もしないうちに治ります。血管の痛みはゆっくり注入することで起きにくくなります。

また、肛門も痛くなる場合があります。注射の成分がが肛門に届く頃にピリピリした痛みが出ますが1分ほどで収まります。

にんにく注射が効果的なのってどんなとき?

・疲労の回復
・寝不足でどうにもならないとき
・運動したあと
 
ただし、元気な人がより元気になるというわけではありません。
ビタミンB1が不足していると思われる時にこそ有効です。
 

価格

初回 3300円
 2回目以降 2200円 

まとめ

疲れているとき、寝不足でどうしようもないとき、運動したあとなど、ビタミンB1が不足しているときはにんにく注射がとても効果的です。自分では疲労回復をどうにもできないなと感じたら、にんにく注射を一度お試しください。