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風疹ワクチン~妊婦さんを守るのはあなたです~

~風疹ってなに?~

発熱、発疹、リンパ節腫脹(リンパ節が腫れること)の3つの症状が主な症状です。そして、別名三日ばしかと言われるくらい大した症状がない人が多いです。また、症状が出ない「不顕性感染」の人もいます。重症化する人ももちろんいるのですが、この「不顕性感染」の人の方がより危険です。

 

なぜだかわかりますか?「不顕性感染」の人は症状が出ないので、自分が風疹にかかっていることに気づけないのです。そして知らぬ間に人にうつしてしまいます。

 

~妊婦さんには気を付けて~

特に妊婦さんにうつしてしまうと大変なことになります。妊娠初期の妊婦さんが風疹にかかってしまうと、赤ちゃんが先天性風疹症候群にかかって生まれてきてしまいます。この先天性風疹症候群は、難聴、白内障、先天性の心疾患を主な症状としている病気です。

そして、もし妊婦さんが風疹にかかっていることに気づかなかった場合(不顕性感染)は、生まれてきた赤ちゃんを見てはじめて感染したことに気づくということもあるのです。

悲劇ですね。

 

~妊婦さんを守れ~

こうした悲劇を起こさないためには男性もワクチンをうつ必要があります。女性がワクチンをうって風疹にかかる確率を下げても、周りの男性が風疹にかかってしまったら風疹になる確率が下がりきらないからです。

 

男性にうち始めたのはワクチン政策が変わってからなので、政策が変わる前の男性は風疹抗体(風疹に対抗する物質)の保有率が低く、問題になりました。具体的にどの年代かというと現在の30歳後半~54歳くらいまでの男性です。この年代の男性は抗体保有率が80%を下回っています。他の年代は90%を上回っているのでこの年代が特に保有率が低いとわかりますね。

 

悲劇を繰り返さないためにも、この保有率をなんとしてでも上げなければなりません。抗体を持っている人にワクチンをうつ必要はないので、風疹に対する抗体を持っていない人を探してワクチンをうつことになりました。「風しん抗体検査」で抗体がない人を探しだし、「風しん第5期定期接種」でワクチンをうちます。

 

さて、対象者ですが、昭和37年4月2日から昭和54年4月1日までに生まれた男性になります。6月以降、昭和47年4月2日から昭和54年4月1日生まれの男性はクーポンが発行され、昭和37年4月2日から47年4月1日生まれの男性は千葉市保健所感染症対策課予防接種班(0432389941)までお問い合わせください。

 

ぜひこの機会に抗体検査をして、悲劇を減らす手助けをしてください。