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発熱外来二つの受診の方法【発熱外来】【当日オンライン診療】
発熱外来用の診察室には限りがあるため重症化リスクの高い方が優先になりますが、
なるべく多くの方を診療できるように二つの受診方法【発熱外来】【当日オンライン診療】を設定しました。
【当日オンライン診療】も検査(PCR、インフルエンザ、溶連菌など)が可能です。
対象者は以下の通りです。
発熱外来用の診察室には限りがあるため、重症化リスクの高い方が優先になりますが、
なるべく多くの方を診療できるように二つの受診の仕方【発熱外来】【電話診療】を設定しました。
【電話診療】も【発熱外来】同様、薬をお渡ししますし検査(PCR、インフルエンザ、溶連菌など)も可能です。
対象者は以下の通りです。
高血圧について
~人気ナンバーワンの高血圧の薬~
高血圧の治療薬で一番人気がある薬はアムロジピンです。
先発品の名前はアムロジンかノルバスクですが、後発品の名前はアムロジピンです。
アムロジピンは1993年10月発売で、約25年前になりますね。私が医師になったのが1992年ですから、私の方が少しだけ先輩ですね。
発売して25年もたつ古株の薬なのですが、安定した作用と副作用が少ないことにより降圧薬の中で未だに人気ナンバーワンです。
副作用がとても少ないので、医師はこのアムロジピンの副作用を気にしなくなってきています。
しかし副作用がないわけではないのです。
~アムロジピンの副作用、むくみ~
よくでる副作用に「むくみ」があります。
副作用でむくみが出る代表的なものといえば心不全や腎不全です。
心不全や腎不全によるむくみは息苦しさなどと併せてとても強く出るのでむくみが出たら危険信号です。
そのため、ほとんどの医師が心不全や腎不全によるむくみを把握しています。
しかし一方でアムロジピンは「副作用が少ない」ということであまりにも頻繁に使われているため、副作用がほとんどないように錯覚してしまう医師がいます。
そして、むくみはアムロジピンが原因と考えることができる医師は少なくなっています。
以前、「アムロジピンを飲んでいるからむくみが出ているんじゃないですか」と私の知人の高血圧を持っている人が担当医に尋ねたところ、「そんなはずはない。そんな副作用は聞いたことがない」と言われたそうです。
~いつむくみが出るの?~
添付文書(=薬の説明書)によると、むくみの副作用はアムロジピンの量を増やしたときに特に増えるようです。
なかなか血圧が下がらないときに薬をしばしば増やすことがあります。
そのような場合むくみが出やすいので注意深く見守る必要があります。
アムロジピンを飲んでいる方はむくみの症状が出たら担当医に相談しましょう。