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発熱外来二つの受診の方法【発熱外来】【当日オンライン診療】
発熱外来用の診察室には限りがあるため重症化リスクの高い方が優先になりますが、
なるべく多くの方を診療できるように二つの受診方法【発熱外来】【当日オンライン診療】を設定しました。
【当日オンライン診療】も検査(PCR、インフルエンザ、溶連菌など)が可能です。
対象者は以下の通りです。
発熱外来用の診察室には限りがあるため、重症化リスクの高い方が優先になりますが、
なるべく多くの方を診療できるように二つの受診の仕方【発熱外来】【電話診療】を設定しました。
【電話診療】も【発熱外来】同様、薬をお渡ししますし検査(PCR、インフルエンザ、溶連菌など)も可能です。
対象者は以下の通りです。
睡眠時無呼吸症候群について
~睡眠時無呼吸症候群には2タイプある~
睡眠時無呼吸症候群には、末梢型と中枢型の2タイプがあります。
末梢型は舌の根元が喉元につまって息が止まるタイプ、中枢型は呼吸をコントロールする部分の脳がやられて呼吸が止まってしまうタイプです。
中枢型は低酸素に対する反応が低下しています。
そのため、息が止まって体の中の酸素が減っていてもそれに脳は気づくことができません。
気づかないでどんどん低酸素状態が進みますが、限界まで進んで体が危険を感じた時点でようやく呼吸を再開します。
~どうやって2つのタイプを見分けるの?~
末梢型の舌の根元が喉に落ちる人の多くは仰向け(上を向いている)になっているときに息が止まります。
一方で中枢型では仰向けでも横向けでも変わらず呼吸が止まります。
体勢ではなく脳の問題だからですね。
横向けになっているにも関わらず息が止まっている人は、中枢型の無呼吸症候群の可能性が高くなります。
当院では睡眠時無呼吸症候群の簡単な検査として、ウォッチパットという機械を使っています。
この機械を使えば体の向きもセンサーが捉えてくれるので2つのタイプを見分けることができます。
~高山病~
高山病を知っていますか?
高い山に登るにつれて酸素がどんどん少なくなりますが、脳が低酸素に気づけないのでだんだん調子が悪くなってしまう病気です。
最後には動けないようなレベルの気持ち悪さになってしまいます。
この低酸素に気づけないという仕組みは中枢型の睡眠時無呼吸症候群と同じことがわかりますね。
~ダイアモックス~
ダイアモックスは、中枢型睡眠時無呼吸症候群と高山病の両方に効く治療薬です。
この薬の副作用はないのでしょうか?
実は、利尿作用があります。おしっこに行きたくなります。
ん?と思ったみなさん。
そうです。睡眠時無呼吸症候群の薬を飲むタイミングは寝る前ですね。
せっかくきちんと寝るための薬なのに、トイレに行きたくて目が覚めるという悲しい事実があります。
なんとか利尿作用の少ないダイアモックスを作ってほしいものですね。
今後の発展に期待しましょう。
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