長く続く咳のコラムが掲載されました。
是非ご覧ください。
【質問】
気づくと数週間咳が出続けていることに気が付きました。
原因は何が考えられるでしょうか。また、どのような場合に病院を受診すべきでしょうか。
【回答】
咳が長期間続くと悪い病気ではないかと考えてしまうかもしれません。
長引き咳は大きく「咳喘息」「アトピー咳嗽」「逆流性食道炎」「副鼻腔気管支症候群」の四つに分かれます。
「咳喘息」は風邪を引いた後や急に気温が下がったときなどに乾いた席が続きます。
喘鳴はありません。日本で長引く咳の原因として最も多く、約50%を占め、気管支拡張薬などが有効です。
「アトピー咳嗽」はアレルギー体質が関連する咳で、抗アレルギー薬やステロイド薬が効果的です。
「逆流性食道炎」は胃酸がのど元に上がってくるため咳が出ます。胃酸を抑える薬を使います。
「副鼻腔気管支症候群」は痰がのど元に落ちて咳を誘発します。
その他にはまれに肺気腫や肺がんなどが関係する場合があります。
次の症状がある場合は医療機関を受診してください。
●血痰や胸痛を伴う場合
●息切れや呼吸困難を感じる場合
●咳が夜間や横になった時に悪化する場合
●熱が続いたり体重が減った場合
原因を特定するために、胸部レントゲン、肺機能検査などが必要となります。
早めの診断が健康回復の第一歩です。
