ふらットクリニック稲毛での地域研修では、大学病院で1年間学んできたことと全く違う知識や技術を学ぶことができました。
私が特に大学病院と違ってクリニックならではで難しいと感じた点は2つあります。
1つ目は、感染症の治療です。
大学病院を含め、入院可能な施設であれば感染症の治療や経過フォローは割と管理しやすいですが、クリニックのように外来のみの場合、抗菌薬治療が中途半端になって病状改善が遅れるのを防ぐために経験的治療に基づいて抗菌薬使用の導入基準/escalation基準を下げる必要があったり、経過フォローも頻回な一般採血検査施行や早急な検体検査の結果確認が難しいことも多々あるため、CRPなどの迅速検査やレントゲンなどで経過を追っていく必要があったりと、大学病院とは違うアプローチの仕方が必要だということを学び、そこが難しい点だと感じました。
2つ目は、整形外科分野や皮膚科分野、一部眼科分野など、自身の専門分野以外にも知識を持っている必要があるという点です。
大学病院では他科専門分野の疾患を併発した場合、基本的にはコンサルトする流れになりますが、特にふらットクリニック稲毛では基本的に自院完結型であったことが印象的であり、私は特に皮膚科分野や眼科に関しては国家試験レベル以上の知識がなかったため、特に処方の面において新しく学ぶことばかりでした。
そして、クリニックでの診療には診療科の垣根を超えて幅広い知識が必要であるということを学べばかりでなく、研修中に学んだことは病棟管理においても役立つ知識であると感じました。
初めの頃はカルテにも不慣れであり知識も不十分であったことから、ご迷惑をおかけしてしまうことが多々あったかと存じますが、その中でも辛抱強くご指導下さった先生方、スタッフの皆様に心より感謝しております。
この1ヶ月で学んだことを今後も活かして良い医師になれるよう精進致します。本当にありがとうございました。
